ついに最終回を迎えた、あなたを奪ったその日から、涙が止まらない最終回でした。
このドラマはいかに人を赦すかがテーマだった気がします。
最終話11話のネタバレと結末の感想を書いていきます。
結末を知りたく方はご注意ください!
梨々子は旭が萌子のことを必死に探していた、パパは不器用だけど悪い人じゃないと伝える。
徐々に心を開いて行く萌子。
初潮を迎え、梨々子が話を聞いてアドバイスをくれた。
萌子は旭に自分を探してくれてありがとうとお礼を言うことができた。
“萌子”として結城家に戻った美海(一色香澄)が、ようやく新しい環境に慣れてきた頃、『スイッチバック』の関西進出を目前に控えた旭(大森南朋)は、木戸(中原丈雄)から一刻も早く紘海(北川景子)を逮捕させて事態を収拾するよう急かされるが、萌子の気持ちを思うと決心がつかない。
また梨々子は旭に自分のせいで人生終了した玖村のために就職先の紹介を旭にたのむ。
旭は玖村にぜひ自分の会社に来て欲しいといい、梨々子はそれを玖村に伝えた。
同じ頃、砂羽(仁村紗和)もまた、長年追いかけてきた食品アレルギー事故の真相を記事にするかどうか迷っていた。
父である鷲尾(水澤紳吾)が最期まで守り抜いた真実を、娘の自分が暴くことを躊躇(ちゅうちょ)していたのだ。
砂羽が居酒屋で飲んでいると、そこでバイトしていた望月に父親の鷲尾の思い出話を聞く。
葛藤していた砂羽は子供のように泣き出し、望月に当たる。
望月はそれを受け止めた。
一方、美海を失い、すっかり生きる気力を失った紘海の元には雪子(原日出子)がやって来る。
雪子は、美海への贖罪を口にして泣く紘海にある思いを伝える。
それはいつかこの先美海が紘海を頼りにして来るかもしれない、その時のためにしっかりした自分でいるべきだと話す。
朝日にお礼を言った翌日、美海は旭に置き手紙を残し家を出た。
旭は紘海の家に美海を探しにきたが、 紘海の家にも美海はいなかった。
手紙には
「本当は自分はいきなり現れたお父さんに対しても私も突き放したお母さんも許せなかったけどいい子にしていた。
でもお父さんはいい人です。
だからわかってほしい、私はお母さんにもう一度会いたいんです、いけないこととはわかっていても心が張り裂けそうです。」
と書いてあった。
美海はひとりでお母さんと行く約束だった姥捨に来ていた。
「嘘つき、、お母さんこないじゃん」と泣き出す美海。
「美海、、!」
紘海は海美を抱きしめた。
旭は、まだ紘海を許せずにいることを伝えた。
そしてあなたは自分を許しているかと尋ねる。
紘海は今は全てを受け入れていると伝える、
それは美海の為だと話す。
美海には人を受け入れることができる人になってほしいと話す紘海。
そして、明日自首をすると旭に告げた。
旅行から帰り2人はついに別れの時を迎える。
美海は、「また会えるよね?お母さん捕まらないよね?」と涙目で紘海に訴える。
紘海は「私のことは心配しなくていい、あなたは大丈夫、あなたは可愛くて優しくて本当にいい子だから、お母さんはそんなあなたが可愛くて愛しくてあなたを盗んでしまった。
いい?あなたは何も悪くない。
周りの人に愛されて愛してる素敵な大人になる。
だから大丈夫。」
美海は「お母さん、私のこと好き?」と尋ねる。
紘海は「大好きだよ、これからも大好きだよ美海」と返し、ふたりは涙ながらに別れた。
一方、玖村はえび混入事件の全てをネットで暴露。
梨々子は殺人犯としてネットに拡散される。
その様子を眺めながら「ざまあみろ」と呟く玖村。
梨々子は職を失った。
玖村に対し梨々子は「私はそれだけのことをしたから当然の報いだ。お互い頑張ろうね。」と玖村を責めずに去っていった。
玖村はなぜ自分を責めないのか問い詰め嗚咽をあげるのだった。
スイッチバッグの会見で、旭は記者から、自分の保身のために娘が誘拐されていたことを隠しているのではと追求される。
しかし旭は
「娘は誘拐されていません、2人は親子です。」
と会見で話した。
なんと、旭は、 「紘海に親としての責任を果たしてください、私も萌子が1番幸せな環境で暮らせるように責任を果たします。」と紘海に話していたのだった。
美海と紘海は再び一緒に暮らせるようになった。
⭐︎このドラマはいかに人を許せるかがテーマだった気がします。
最後の最後まで梨々子を許せなかった玖村先生は闇落ちしました。
しかし玖村先生は本当にただ八つ当たりでエリート人生から外されたようなものなので気の毒すぎます。
親が太い梨々子はいくらでも生きていけると思いますが、、
玖村先生はかなり厳しいですよね。
ただ、やっぱりまだ30歳手前ですし、旭の会社で良い条件で働かせてもらったら慰謝料を貰うなどして他の方法で解決した方が良かったですよね。
他は全部スッキリと解決しましたが、玖村先生の件はモヤモヤが残る最終回でした。
ここでは最終回のネタバレと、その後に自分なりの考察を書いていきます!
家に帰宅し、望月が美海の正体に気がついたことを知った紘海。
紘海は荷物をまとめて逃げようとするが、美海も自分が行方不明になった結城萌子だと気がついていた。
紘海は美海を父親から引き離した罪を告白し、ごめんなさいと謝る。
美海は泣きながら部屋に閉じこもる。
一方、紘海の犯した罪を知ってしまった望月は、11年にわたり自分を騙していた旭への怒りと失望から、本当のことを伝えられずにいた。
しかし旭に隠し通せるわけもなく、ついに、紘海の娘・美海こそが萌子だと打ち明ける。
信頼していた紘海が誘拐犯――信じがたい事実をすぐには受け入れられず、狼狽する旭。
望月は、そんな旭を落ち着かせようと、萌子が幸せに暮らしていることを告げるが、一刻も早く、その目で生きている娘の姿を確かめたい旭にその言葉は届かず、旭は望月の制止を振り切って部屋を飛び出していく。
望月は、 紘海に電話をかけ旭が紘海の家に向かっていると告げる。
美海は、旭がうちに来ることを知ると、逃げようと言う。
紘海と美海は逃げるようにアパートを出て、美海の誕生日に行く予定だった長野の姨捨へ向かうことに。
美海は念願だった旅行に期待を膨らませて笑顔を見せるが、トイレに行くために紘海のそばを離れた瞬間、その顔には不安の色が。
紘海もまた、美海と過ごせる時間が残りわずかで、罪を償うときがすぐそこまで迫っていることを理解していた。
するとそこへ、旭が現れる。
娘を返せと怒鳴る旭。
紘海は旭に、美海に説明する時間を1時間でいいからくださいと頼む。
そこに美海が戻ってくる。
「1時間後に」と紘海は旭につげ、美海と自宅に戻る。
紘海は自分が美海を誘拐したことを美海に話す。
しかし美海は自分が可愛かったから私を育ててくれたんでしょ?と涙ながらに聞く。
お母さんが悪い人でもいい、ずっとお母さんの子がいい。
だから一緒に逃げよう。と美海は言う。
しか 紘海は、復讐のために一緒にいただけで可愛かったからではないと、突き放す様に告げる。
「お父さんはいい人だから、すぐあなたをここにむかえにきてくれるから」
紘海はそう美海に言い残し部屋を出る。
自主します、という紘海に旭はこちらから警察に告訴しますと話す。
旭は美海を連れ、家に帰る。
昔の思い出話をされても思い出すことができない美海。
1か月の月日がたった。
萌子は新しい生活にはなかなか馴染めない様子だった。
旭はまだ紘海を告訴することに踏み切れないでいた。
一方、玖村は昔家庭教師先の生徒にsnsで告発されたことが今の職場でも広まったしまっていた。
紘海は気力が戻らず、屍のように生きていた。
一目でいいから美海(萌子)に会いたい、会って謝りたいと紘海は強く思う。
その頃、萌子は実の母親に対面していた。
自分には母親を名乗る資格はないができる限りのことはしたいと謝罪する母。
だんだんと心を戻していく萌子。
次回11話も見逃せません、、!