木村文乃さんとSnow Man・ラウールさん主演の愛のがっこう。2人の繊細な演技が光っています。

まっすぐすぎる高校教師と夜の世界でNo.1を目指すホスト、すれ違うことすらないはずの男女が織り成す、禁断なのに純愛な“愛”の物語、この記事では第2話第3話のあらすじネタバレ、最終回に向けての考察を書いていきます。
小川愛実(木村文乃)は、担任を務めるクラスの生徒・沢口夏希(早坂美海)がホストクラブに通っていたことへの対応に追われる。
夏希が入れ込んでいたホスト・カヲル(ラウール)に「今後一切夏希に連絡しない」と念書を書かせて事態は収拾したかに思えたが、念書の件を知った夏希は行方をくらませてしまう。

愛実はカヲルに電話するが、夏希とは会っていないという。
しかし、しばらくすると愛実の元にカヲルから「夏希の居場所を教える」と連絡が入る。


愛実がその場所に向かうと、夏希はカヲルと打ち解けた様子で遊んでいた。愛実が現れると、カヲルはすぐに去っていく。

夏希は「いい大学に受かって金持ちになったら俺の愛を買いに来い」とカヲルに説得されていたのだった。
夏希は、「お金で買える愛と無償の愛どちらが尊いんだろう」と愛実に尋ねる。
愛実がわからないと答えると、夏希は、「綺麗事を言わない先生を見直したと」言い、ふたりは笑い合う。
愛実は、初めて生徒と打ち解けた気がした。
数日後、愛実が友人の町田百々子(田中みな実)の家にいると、婚約していた川原洋二(中島歩)から「やり直したい」というメールが届く。
しかし、愛実は、洋二は結婚相手とては良いのだが、恋愛的に洋二にときめかない自分の気持ちが洋二に失礼だと思うと百々子に話す。
過去のことを全て晒(さら)し「結婚の話はなかったことにしたい」と言って別れた愛実は戸惑うが、百々子の提案により川原を呼び出すことに。

やって来た川原は百々子から厳しい質問を受ける。
なぜ愛実とよりを戻したいと思ったのかという質問に、
洋二は「愛実さんの正直で誠実な人柄が好きだ」と答えた。
⭐︎洋二は愛実の他に体の関係を持ってる女性がいて、結婚後も愛人としてその関係を続ける気満々のクズなのですが、、百々子でも見抜けなかったのでしょうか、、
洋二はそのまま愛実の家に来て両親に挨拶をしにきた。
しかし愛実の父の高圧的な態度に愛実の母は常にストレスを感じていた。
⭐︎お母さん、長年お父さんの態度に耐え忍んで良い母親、良い妻を演じてきたんでしょうね、そろそろ精神的に限界で爆発しそうです。
愛実も母親のストレスに気がついてはいるものの対処できないという感じでしょうか。
洋二もなんとなくそれを察する。
結婚がまるで他人事のように上の空の愛実をよそに、結婚の話はどんどん進んでいき、翌日、婚約指輪を買うことになった。
一方、カヲルが働くホストクラブ「THE JOKER」に、カヲルの母親・香坂奈央(りょう)が現れる。

息子の治療費がかかると言って金を無心する奈央。


数万を渡して店内へ戻ったカヲルに、ライバルのホスト・つばさ(荒井啓志)の常連客である会社経営者の宇都宮明菜(吉瀬美智子)が声をかけてくる。


挨拶だけしてその場を去ろうとしたカヲルだが、是非明菜社長と仲良くするようにとつばさに勧められる。
⭐︎明菜社長、かなり癖ありっぽいですよね、、
吉瀬さんの演技が光ります。


高価な物をカヲルに買い与える明菜社長にカヲルは戸惑いを隠せない。
その頃、カヲルと明菜社長がいるホテルに、婚約指輪を買いに来た愛実と洋二がぐうぜ居合わせる。
エレベーターで一緒になってしまった2人はお互い知らないふりをしてやり過ごす。
真実と洋二は2人で予約していたホテルの部屋に入る。
洋二が抱きついてくると、愛実は「心の準備ができていない」と思わずよけてしまう。

気まずい雰囲気になった愛実は部屋を出る。
一方、カヲルも明菜社長とホテルの部屋へ。

明菜社長の要望に答えられなかったカヲルは、明菜社長を怒らせ、頭からワインをかけられる。



「成り上がりたかったら死ぬ気で頑張りなさい」と言い残し、明菜社長は部屋を出ていった。
⭐︎この時のカヲルの表情が切なすぎますね、、
ホテルに1人残ったカヲルは、ホテルの部屋で愛実を思い出し、自分の名前を書く練習をする。
カヲルは愛実に電話をかける。
カヲルは電話では話せない話があると愛実を寮の屋上に呼び出す。

愛実が婚約したことを告げると「おめでとう、今1番幸せな時だね」とカヲルは言うが、その言葉に愛実は戸惑う。
2人は名前を書く復習をする。
愛実は、これからこういう時間を作って2人で勉強をしていこう、と提案する。
カヲルは、自分だけ教えて貰うのは申し訳ない、だから自分は変わりに恋愛を教えると告げる。
2人の禁断の関係が始まるのだった。
小川愛実(木村文乃)は、カヲル(ラウール)に読み書きを教えるようになる。
想像以上に書くのが苦手なカヲルに、カヲルが幼い頃好きだと話していた鉄道の本を使って根気強く指導する愛実。
文字の練習を通じて、2人の間には親密な空気が流れる。
高校教師として教壇に立つことでは味わえなかった、教える喜びを感じる愛実。
町田百々子(田中みな実)は、歌舞伎町ホスト殺人事件の取材のためにカヲルから話を聞く予定だと愛実に話すが、愛実は文字を教えるために会っていることを思わず隠してしまう。
愛実が担任を務めるクラスのホームルームで、自分の経験を踏まえて進路について話をする。今までより興味を持って話を聞く生徒たち。
カヲルと引き離された沢口夏希(早坂美海)は勉強してアメリカの大学を目指すと愛実に報告し、「所詮、ホストとは住む世界が違う」と言い放つ。
それを聞き、複雑な気持ちになってしまう愛実
⭐︎あー、この場面はかなりキツいですね。
格差をかんじたというか、、
学生の頃は家柄や学歴身分なんか関係なく誰かを好きになっていたのに、大人になると変わってしまいますよね、、
副担任の佐倉栄太(味方良介)から、読み書きが苦手な人には訂正ができる鉛筆などの筆記具が良いと聞いた愛実は、帰りに赤いシャープペンシルを購入する。
次の土曜日、、
いつもの屋上で待つ愛実の元へ、カヲルが遅れてやってくる。
シャープペンシルをプレゼントする愛実に対し、カヲルは仕事について話をし、さりげなく店に誘う。
愛実がきっぱりと断るとカヲルは態度を一変させ、「つまんねー女」と一蹴。
ショックを受けた愛実はその場から立ち去る。
⭐︎カヲル、、カヲル自身も愛実に惹かれる気持ちと成り上がって金を稼がなければいけない自分の間で揺れて苛立ってますよね、、
母親や弟のことや学がないことなど、生い立ちや家庭環境からはなかなか引き離せないので辛いですよね、、
だからといってさすがに愛実へのこの態度は酷いですね。
もしくはこれ以上愛実を傷つけたくない汚したくないが為の牽制なのでしょうか。
傷つけるよりは嫌われる方がマシ、、的な。
だとしたら切ない、、
⭐︎第4話も楽しみです