漫画、時々小説、そして映画(最終回のネタバレ感想ブログ)

漫画やドラマ、最終回の感想やネタバレです

Google Adsense

映画「ミッドナイトスワン」2分で読めるあらすじと結末

Google Adsense

草薙剛さん主演の衝撃作ミッドナイトスワン。

Netflixにて見られるようになりました!

かなり心に重く残る作品ですので、観る前にだいたいのあらすじを知りたい方はぜひ読んでみてください。

f:id:kumanego:20230523222131j:image

 

主人公は草薙剛さん演じる、新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙。

そんなある日、凪沙は育児放棄にあっていた親戚の少女・一果を預かることにります。

待ち合わせ場所に現れた一果に対して、好きで預かるわけじゃないと言い放つ凪沙。

しかし2人は最初は反発し合いながらも徐々に打ち解けていきます。

一果は、新しく通うことになった中学の近くにバレエ教室があるのを見つけ、昔習っていたバレエに思いを馳せます。

新しい中学でも友達と馴染めず荒れる一果ですが、バレエのことを考える時は心が高揚します。

そんな時、一果を気にかけてくれたバレエ教室の先生に誘われ、一果はバレエを習うことになりました。

バレエ教室にはお金持ちの同級生、りんがいました。なんとなく一果を気に入ったりんは、一果を自宅にまねき自分が昔着ていたバレエ用の服をあげようとします。

りんはお金持ちで親から十分なお小遣いをもらっているのにも関わらず、怪しいバイトをしていました。

それは大人達に自らの写真を撮らせる違法なバイトでした。

りんは一果にもそのバイトをすすめ、一果はそのバイトで稼いだお金でバレエのレッスン料を払えたのでした。

バレエ教室で頭角を表す一果。

そんな一果に対してりんは一果を好きな気持ちと妬む気持ちが混じり合う複雑な気持ちを抱きます。

一果はりんに、コンクールに出たらもっとお金がかかるから、とさらに危険な個人撮影のバイトを一果にすすめます。

言われるままに個人撮影のバイトをした一果は怪しい男に近寄られ大声で叫びます。

それにより警察沙汰になり一果とりんはアルバイトをしていたことがばれてしまったのでした。

凪沙はそこでりんがバレエを習っていたことを初めて知り、なんとか一果にバレエを続けさせたいと、今働いている職場よりもさらに辛い環境の仕事につくのでした。

一方りんは、痛めていた脚が悪化しもうバレエを本格的に踊れないという診断を受けます。

それを聞いたりんの母は「この子からバレエをとったら何も残らない」と言い放ちます。

親からの本質的な愛情を受けていないりんは深く傷つきます。

一果のコンクールの日、りんは一果に「頑張ってね」と電話んかけます。りんは一果に恋心を抱いていました。

一果はいつもと違うりんの様子を心配します。

りんはビルの屋上から身を投げて自ら命を絶ってしまいました。

一果はコンクールの舞台に立ちますが体が硬くなり動けなくなります。

すると、一果の実の母親の里織が舞台にあがり一果を抱きしめます。

育児放棄していた里織にも関わらず、一果はあまりの不安から里織を抱きしめ返すのでした。

客席でそれを見てい凪沙はやはり本当の母親にはかなわないとショックを受けたのか、コンクールを後にしました。

 

一果はそのまま里織に再び引き取られますが、バレエも続けず、やはり里織は本質的な愛情を一果にはあたえないのでした。

 

凪沙は一果の本当の母親になりたいと決意し、海外に行きついに性を変える手術を受けます。

 

女性の体になり、一果のいる家に行く凪沙。

女性になった凪沙を見て凪沙の母親はショックを受け泣きわめきます。

里織も、一果は絶対に渡さないと言い張り凪沙を化け物扱いし追い払ったのでした。

一果は凪沙を追いかけようとしますが、里織に止められ、結局ふたりは再び一緒に暮らせることはありませんでした。

 

しかし一果は凪沙の深い気持ちに応え、再びバレエを続けることを決意しました。

 

 

月日が長れ、ついに一果は中学を卒業します。

母親の里織も、一果が凪沙に会いに行くことを許してくれました。

 

一果は凪沙の住むアパートを訪ねます。

部屋に入るあと一果は布団に横たわって変わり果てた姿の凪沙を見つけます。

凪沙は下半身におむつをつけおむつには大量の血がついていました。

凪沙は性転換の手術のアフターケアがきちんと出来ず、かなり重い後遺症に悩み危険な状態になっていたのでした。

視力もほとんど失われて横たわる凪沙を見て一果は涙を流し謝るのでした。

 

一果は日に日に弱っていく凪沙と一緒に暮らしながら世話をします。

凪沙はどうしても行きたい所があると一果に頼みます。

凪沙は一果に付き添ってもらい海に行きます。

幼かった頃凪沙が学校の遠足で訪れた海。

凪沙は当時、海パンを履く自分に違和感があり水着を着る女の子が羨ましくて仕方がありませんでした。

一果と海を眺める凪沙。

凪沙の目には、水着を着て元気に海で遊ぶ少女の幻が見えます。

一果は幻覚が見えている凪沙を心配し病院に行こうといいます。

しかし凪沙はいつまでも海を眺めています。

凪沙は幸せそうな表情をして目を閉じるのでした。

 

 

場面は変わりバレエのコンクール。

一果は凪沙の意志を継ぐように舞台に立つのでした。

 

 

〜END〜

 

これでざっくりとしたあらすじは終わりです。

胸が痛い場面がたくさんあり見た後に3日くらい引きずりました。

出演者皆さんの演技力が素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Google Adsense