大好きだった「花より団子」の続編、花のち晴れ。続編といっても新しい登場人物達の物語です。F4が卒業した後の英徳学園。花より団子の次世代バージョンという感じでしょうか。
早速最新刊8巻を購入し読みましたので感想を書いていきたいと思います。
橋の上で音を待ち続ける神楽木。
しかし音は不良にからまれ刺された馳を介抱しています。
不良達は逃げ、取り残された音と馳。
馳の右腕からは血が流れます。
青ざめながら救急車を呼ぶ音。
こんな状況なのに「よかった、音になにもなくて」と音を1番に考える馳。
音は到着した救急車に一緒に乗り込み状況を説明します。
音が誰かと会う約束があるのを知っていた馳は、約束があるのだから行くように音に勧めますが、それを聞いて音は怒ります。
音に馬鹿と言われ、あっけにとられる馳。
場面は再び橋の上で。
何も知らない神楽木は4時間も音を待ち続けます。
外は雨が降り出します。
音は病院で待つ間、神楽木の事を思います。
「待ってるからな、来いよ、絶対」
真剣な顔でそう言った神楽木を思い出す音。
さすがにこんなに長い間自分の事を待っているはずはないと思いつつも、もしかしたら待っているかもしれない、、、
音は病院の受付に紙とペンを借ります。
紙に神楽木へのメッセージを書く音。
音はそれをタクシードライバーに渡し、お金は払うので橋の上までいってそこで待っている神楽木にこのメッセージをわたしてほしいと頼みます。
タクシードライバーはちょうど業務を終えて橋の方へ帰るのでついでにわたしてくれると言います。
音は神楽木の特徴をタクシードライバーに話しお礼を言って病院へ戻るのでした。
馳の手術が終わり、馳の病室に入る音。
音は馳なら衝撃の事実を聞きます。
ショックを受ける音。
その頃タクシードライバーは橋に到着。
しかし不運な間違いにより、音が書いたメモは神楽木ではない別の人に渡ってしまいます。
結局神楽木は雨の中、朝まで音を待ち続けたのでした。
雨の中しゃがみこむ神楽木。
そんな神楽木をc5の仲間たちが迎えに来ます。
神楽木は仲間たちの肩を借りてなんとか立ち上がります。
神楽木は涙を流すのでした。
一方音は、冬休みの間、退院し自宅でリハビリを始める馳のサポートをする為、馳の京都の家に行くことになります。
馳の両親は多忙であり、馳がこんな状況になっても側についていてあげることが出来ません。
馳の父親は音に「ありがとう音さん、天馬をぬろしく頼みます。」と言うのでした。
音と馳、そして和解した近衛と三人での京都の生活が始まるのでした。
クリスマスやお正月、音は天馬くんが少しでもたくさん笑ってくれるように願うのでした。
日々は過ぎていき‥
音と神楽木の距離は離れていくだけでした。
2人がもう一度会うのは、半年後の夏でした。
以前とは変わり果てた冷たい目をした神楽木。
神楽木は音に対して他人を見るような視線を投げかけます。
ショックを受ける音。
愛梨は音に対してあまりに冷たい神楽木に対して絶交すると言い出します。
しかし音は、神楽木がこうなったのは自分のせいなので自分のせいで愛梨と神楽木が絶好して欲しくないと言うのでした。
夏休みになり、英徳学園のサマースクールが始まりました。
最初は参加しないと決めていた音も、愛梨の熱心な説得により参加することに。
変わらずに冷たい目をした神楽木も参加しています。
神楽木の事を気にしつつも神楽木の視界に入らないように最新の注意を払う音なのでした。
サマースクールの楽しみねひとつであるスキューバダイビングを楽しむ生徒達。
音も、綺麗な海の中を眺めていると気持ちが緩み、来てよかったなあと思い始めます。
しかし目の前に同じくスキューバダイビングを楽しむ神楽木の姿が。
音は慌てて神楽木から離れようとしますが…
★花のち晴れ、8巻のあらすじと感想はここまでです。
この後、8巻では音と神楽木が再び急接近してしまう事件が起こります。
少女漫画ならではの醍醐味というドキドキの展開に‥
皆さんも是非8巻を手にとって読んでみてください。
最終回はまだまだ遠そうですが、やはり花男のつくしと道明寺のように、音と神楽木も結ばれる…という展開になるでしょうね。
花のち晴れ!
9巻も楽しみです(^^)