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ドラマ化!漫画「僕たちがやりました」最終巻9巻★結末!最終回の感想とネタバレあらすじ★考察

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窪田正孝さん主演でドラマ化も決定した漫画、「僕たちがやりました」。

2017年4月6日に「僕たちがやりました」の結末が掲載されている最終巻9巻が発売されました。

衝撃的な話題作の最終回。

購入し読みましたので感想を書いていきたいと思います。7巻8巻の感想もこのページの1番下にあります^^

こちらは最終巻9巻の感想です。

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★当ブログ記事の転載はおやめください。見つけ次第予告なく対処させていただきます。

 

 

 

警察に捕まったパイセンとトビオ。

トビオは自分が犯した罪の重さを刑事に尋ねます。

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しかしパイセンの父親が総資産の7割をかけてまたもや今回の事件をもみ消したため、トビオが罪に問われることはないのでした。

 

パイセンは頭が混乱して自分が犯人だと虚言をした上に霊夢を刺した事になっており、トビオ達は錯乱したパイセンに無理やり手伝わされた被害者ということになっていたのです。

 

結局、トビオ達が告白した矢羽高校の事件の真実は世間ではないことになっていました。

 

 

 

パイセンの父親はパイセンとの縁も切ったとのことでした。

 

自分達が真実を訴えるために起こした行動は簡単にもみ消され、世界にとっては小石が投げ込まれた程度だったという真実を知ったトビオは呆然とするのでした。

 

 

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時は経ち10年後、、

トビオは小さな芸能事務所のアイドルグループのマネージャーをしていました。

 

夏ちゃんという新しい恋人も出来、同棲してラブラブに暮らしていました。

 

 

そこへパイセンからの連絡が。

 

刑務所で10年の刑期を終えたパイセンが出所したのでした。

 

トビオは再びパイセンに会うことになったのでした。

 

待ち合わせ場所につくトビオ。

 

そこには伊佐美とマルもいたのでした。

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そこにパイセンも登場。

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4人は激ヤセして変わったパイセンを見て一瞬戸惑うものの、昔のように和気藹々と飲み屋で呑み始めるのでした。

 

伊佐美は今宵と結婚し、建設現場で働きながら2児の父をしていました。

 

マルは怪しげな水を売る事業で成功していました。

3人は10年間パイセンを忘れたことはなかったと話します。

 

 久々に楽しい日々を過ごした4人。

マルが先に帰宅します。

 

マルが帰った後、伊佐美はマルを悪く言います。

 

パイセンが捕まったあの日マルがパイセンの金を盗んだに違いないと悔しがります。

確かにマルはパイセンの金を資金にして水の事業を成功させたようでした。

 

それを聞いたトビオは、伊佐美だってパイセンが捕まった時に逃げただろ、と責めます。

 

逃げずにパイセンと最後まで一緒にいたのは自分だけだったと主張します。

 

喧嘩になる伊佐美とトビオ。

 

 

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伊佐美は、トビオに元殺人はで金も身寄りもない変わり果てたパイセンの面倒をみる覚悟があるのかと尋ねるのでした。

 

自分のせいで喧嘩になったと感じたパイセンは2人の喧嘩を止め、そのまま去っていくのでした。

 

 

場面は変わり、トビオは自宅で夏ちゃんと過ごしています。

なんと夏ちゃんはトビオの子を妊娠したのでした。

「ありがとう」トビオは夏ちゃんに言うのでした。

 

トビオはささやかな幸せで自分のドロドロした過去の思いに蓋をしてなんとか日々を過ごしていたのでした。

 

 

トビオがかつて大好きだった蓮子と別れたのも、蓮子といるとどうしてもあの事件を思い出してしまうからでした。

 

どんなに小さな幸せを積み重ね、自分が犯した罪を隠しても、ふとした瞬間に死にたいと強く思ってしまうトビオでした。

 

 

 

 

場面は変わり、トビオと夏ちゃんは産婦人科に検診に来ていました。

 

 

そこでなんと蓮子にばったり遭遇。

蓮子は臨月の大きなお腹をしていました。蓮子の旦那さんに挨拶をされるトビオ。

 

蓮子は「トビオ、生きてて良かった」と笑顔で言います。

「頑張ったね」そう言って蓮子は去っていったのでした。

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夏ちゃんから見えないところに隠れて泣きながらパイセンに電話するトビオ。

 

今の自分の気持ちをわかってくれる人はパイセンしかいないと感じたトビオは、カラオケボックスで再びパイセンに会うのでした。

 

 

パイセンは頑張って働いて貯めた40万を資金にしてお笑い芸人を目指す事を決めたのでした。

夢を語るパイセン。

トビオは、そんなパイセンになぜ人を殺したのに夢を語れるのかと詰め寄ります。

 

 

「生きてんねんやからしゃあないやろ?」とパイセンは言います。 

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トビオはパイセンに死にたいと思う気持ちを打ち明けます。

 

パイセンは死にたいと思う気持ちが生きてる証拠だと答えるのでした。

 

先輩とトビオは歌い始めます。

トビオは先輩に会ってよかったと思うのでした。

 

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 数ヶ月後、、、

仕事中のトビオに病院から電話が。

夏ちゃんが無事に赤ちゃんを産んだとの知らせでした。

病院に向けて走り出すトビオ。

トビオは自分が生きてる事を実感します。

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しかしそこに矢羽高事件の被害者のひとりと偶然会ってしまいます。

彼はもう歩くことも出来ず母親に車椅子を押されていました。

 

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彼はトビオを指さしますが、トビオは人違いだと言ってその場から逃げ出します。   

 

さらに街の真ん中に市橋の幻が見えます。

 

「裏切り者」そう言いながら市橋は病院にいた姿のまま、トビオにナイフを渡すのでした。

 

ナイフで自らの首を刺すトビオ。

 

 

しかしそれはトビオの妄想です。

 

 

我に帰ったトビオは病院に向かって再び走り出し我が子を抱くのでした。

 

 

 そこそこを生き抜こう、そして耐えられなくなったら死ねばいい、と思うトビオなのでした。

 

 

 

 

 

 

最後、矢羽高校を爆破させたあの日の出来事が回想されます。

 

校舎が爆破し、数人の生徒が火だるまになった姿を見たあの日のトビオ。

 

あの日のトビオは確かに笑っていたのでした。

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★これで「僕たちがやりました」は終わりです。

かなり衝撃的な展開で目が離せませんでした。

個人的には市橋が自殺した場面はかなり精神的に落ち込みましたね。

登場した際は憎たらしいヤンキーぐらいにしか思わなかったのですが、お祖母さんと2人暮らしの話やパイロットを目指してた話、いままでつるんでいた仲間に酷い扱いを受けた場面を見ていると切なくなりましたね。

彼なりに色々な事情があったんだろうなあと。

でも最後の市橋の言葉、自分はクズみたいな奴をクズみたいに扱ってきたから自業自得だ、みたいな台詞は色々考えさせられましたね。

 

   そしてマル。

もー最初から最後まで1番嫌いなキャラでした(笑)

元はと言えばマルが矢場高の不良たちを煽ったのが原因、、、

なのに最後まで安定のクズっぷりでした。

愛に飢えたパイセンのキャラもかなり悲しいキャラですよね。

痩せこけたパイセンを見て胸が苦しくなりました。

 

この漫画はかなり名作だと思います。 

 

 

最後、事件当日のトビオ笑っていたシーン。

爆破する学校を見てトビオは一時的に快感を覚えたのは間違いないでしょう。

どんな人の心にも悪魔はいると思います。

ただその悪魔のような感情を人間は環境や理性で抑えていると思います。

魔がさすという言葉がありますが、ひと時の快楽の為に出てきてしまった魔は、一生その人自身を苦しめるということが描かれていると思います。

トビオはこの先も死にたいという気持ちと背中合わせで生きて行くのだと思います。

 

 

題材は過激ですが、人間は罪を犯したら一生それに苦しめられるということが書かれていると私は思います。

まさに因果応報ということでしょうか。

 

7巻8巻の感想はこちらです。

www.kumanego.jp

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構成がしっかりしているのでダラダラ続かず全9巻でしっかりまとまっていますし、名台詞や名場面がたくさんあるので是非手にとって読んで見てください。

まんが王国やレンタrenta!、まんが村などの漫画サイトでは無料で試し読みできるところもありますので是非読んでみて下さいね!

 

 

 読んでいただきありがとうございました^_^

 

 

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