2016年11月25日にKISS・1月号が発売されました。
大好きなバラ色の聖戦がついに最終回を迎えるということで、朝イチで書店に向かい購入してきました。
今月は表紙もバラ戦!華やかです!!
100話にてついに最終回。クライマックスは前の99話といっても過言ではないと思いますが、100話の最終回、とても感慨深かったです。
小山ゆかり先生、長い間楽しませていただきありがとうございました!
以下題100話のネタバレと感想です。
デパートでの真琴との一騎打ちが終わり自宅の部屋で過ごす紗良。
そこに電話が鳴ります。
その電話はパリ行きに選ばれたのは真琴であるという連絡でした。
一瞬悔しそうな表情を浮かべる紗良ですが、
「確かにあの女(真琴)のほうが上だった」と素直に思い返すのでした。
そして、「次は絶対に負けない、戦いはこれから続くのよ」と自分に誓うのでした。
★いや~さすが紗良様(笑)自宅にひとりでいるのにも関わらず腰に手をやり堂々としたポーズ。素晴らしいタフさです。
場面は変わり、ここはパリ。
現地入りした社長と真琴。
茜子と浅野も応援にかけつけて現地入りします。
★茜子と浅野さん最後の最後まで仲良しですね^^
私だったら現彼氏が元彼とフランス入りしたら嫉妬すると思います(笑)
真琴は器の大きい女性なので大丈夫なのでしょう。
真琴はフランスという国についての厳しい話を聞かされます。
フランス人は、素晴らしいショーやモデルには拍手を惜しまない。しかし不満があったり至らなければ彼らはショーの途中でも容赦なく席をたつという、非常にシビアな話でした。
緊張する真琴。
ついにショーが始まります。
ランウエイを堂々と歩く真琴。
髪も日本人らしくブラックにしており、堂々と歩く姿は圧巻でした。
ショーは大成功。
クロンヌはブランドとして注目を浴び認められたのでした。
そして真琴も日本人モデルとして大成功したのでした。
場面は変わり真琴の離婚した夫である敦司の会社。
敦司は、クロンヌの毛皮の仕入先である会社が急成長しいてるのに気がつき、その会社に投資するべきだと自らの勤務先の銀行の同僚にアドバイスしていました。
パリコレでのクロンヌの大成功により、さらに利益を得ることになった銀行。
しかし既に銀行の第一線にいない敦司は自分の手柄を同僚に取られてしまうのでした。
悔しい表情を浮かべる敦司。
敦司は百貨店でのショーの真琴を思い出します。
「あの時の真琴は本当に輝いていた。あいつは自分の人生を諦めなかった。あいつは頑張ったんだ」
と初めて真琴の頑張りを認めるのでした。
そして、「俺もこのまま人生終わりたくない、死に物狂いでやっていくしかない!」
とトレーダーに転進する決意をしたのでした。
また場面は変わり、フランスから帰国し、テレビ出演をする真琴。
フランスでランウェイに立った時、「深い海の中を一人で歩いているような感覚だった」と話します。
真琴は日本人モデルとして大成功をおさめたのでした。
世の中は真琴の活躍に興奮し、
復活した茜子、トップを譲らない紗良、日本人モデルとして大活躍した真琴
この3人の活躍に期待するのでした。
街を颯爽と歩く真琴と茜子
「次はわたしが真琴を追いかける番よ、浅野くんなんかよりももっといい男を見つけるわ。」と笑いながら話す茜子なのでした。
★この2人の場面はいいですよね~最終回でも真琴茜子ペアが見られて嬉しかったです^^
真琴の事務所は表参道に移転して大手モデル事務所の仲間入りをはたしたのでした。
新しい事務所にいる社長と真琴。
そこに1人の女性がやってきます。
それはまだモデルとはかけ離れた感じの30歳の女性でした。
「真琴さんに憧れてモデルを目指したいんです!」
社長はかつての真琴を見ているようだと頭をかかえつつも嬉しそうでした。
そんな社長を見て微笑む真琴。そこに浅野がやってきます。
「では社長。子供たちのお迎えがあるのでお先に失礼します!」
真琴と浅野は仲良く事務所を後にするのでした。
最後、不思議な空間に一人で立つ真琴。
自分の前に新しい扉があるとして・・・
あなたはそれを開けますか・・・・・?
と読者に問いかけるのでした・・・
扉を開ける真琴・・
そこには一面のバラが咲き乱れいるのでした・・・
「さあいこう。前を見てバラをまとって」
これでバラ色の聖戦が見事完結です・・・!
本当に長い間、ドキドキしながら読んでいた作品でした。
小山ゆかり先生お疲れ様でした。
次回作も楽しみにしております。
2017年6月、こやまゆかり先生の新連載、やんごとなき一族が始まりました!
早速読んで感想を書きましたので是非読んでみてくださいね。
そしてこの最終話も掲載される「バラ色の聖戦」20巻は1月15日(金)曜日に発売予定です。
もちろん私も購入してまた感想を書きたいと思います^^