漫画、ドラマ、映画の最終回のネタバレ感想ブログ

漫画やドラマ、最終回の感想やネタバレです

Google Adsense

詳しい原作ネタバレ「ザ・ロイヤルファミリー」最終回最終話!詳しい感想と考察

Google Adsense

競馬の世界を舞台にひたすら夢を追い続けた熱き大人たちのドラマ、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーであるザ・ロイヤルファミリー。

この記事では原作小説を読んだ私が、詳しいあらすじと考察を書いていきます。

f:id:kumanego:20251031161622j:image

最終回がどうなるのか、またミステリアスな目黒蓮さんが演じる耕一は何者なのか?についても書いています。それぞれの結論から書いてしまっていますので結末を知りたくない方はご注意ください!

まず、わかりやすように相関図を置いておきます。

この相関図には出ていませんが、目黒蓮さん演じる中条耕一の正体ですが、実は耕造の隠し子でした。

f:id:kumanego:20251031162320j:image

f:id:kumanego:20251102163012j:image

耕造は、競馬に執着しのめり込むがために妻の京子(黒木瞳)や息子の優太郎(小泉孝太郎)、娘の百合子との関係もうまくいっておらず煙たがられていました。

耕一は、そんな中で出会った馬が好きな女性、美紀子と愛人関係になってしまいその女性との間に出来た子が耕一(目黒蓮)でした。

妻の京子の父から受け継いだ競馬事業がなかなか軌道にのらず、苦しんでいた耕一は美紀子のアドバイスにより業績をあげていったのでした。

耕一を授かった後、美紀子は愛人ということで身を引き前橋の実家で耕一を育てます。

⭐︎もちろん耕造は金銭的な援助などはしていた様です⭐︎

耕一の母は母子家庭ということで苦労し、早くに亡くなってしまいます。

そして祖母もなくなり、身寄りがなくなったことがきっかけになり後に耕一は耕造と再会することなります。

⭐︎ドラマ序盤では耕造(佐藤浩一)に対して妻の京子や娘の百合子が冷たすぎる、と思っていましたが愛人を作り競馬に夢中になる耕造を考えると京子も耐えてき他のだと思います。さらに競馬事業は耕造が京子の父に費用を出してもらい受け継いだ事業。

京子は、馬が負けた時に母のせいにする独裁的な自らの父親の人間性も嫌いだったので、余計に夫の耕造が競馬にはまっていくのが許せなかったのでしょう⭐︎

息子の優太郎と、年内で一生できなければ競馬事業を終わりにするという約束の元、ロイヤルファイトとロイヤルイザーニャが勝つために必死で日々を過ごしてきた、英治(妻夫木聡)と耕造。

ついにイザーニャも初勝利をあげます。

f:id:kumanego:20251031174039j:image

f:id:kumanego:20251031174044j:image

やがて栗須と耕造に調教師の広中(安藤政信)も加わり、有馬記念で勝つために一丸となっていきます。

山王は新しい馬を買おうとし、北海道で1番巨大な北陵ファームのオークションに参加。

しかしライバルの椎名に競り負け本命の馬を買い逃してしまいます。

そんな中、加奈子(松本若菜)のノザキファームはは経営難に陥り、最後の望みとなるアメリカで種付けした馬の売り手を探していました。

耕造は馬を見るために加奈子の牧場に行くが、加奈子の父親は「うちの馬は北陵の馬とは違う、本当に勝つ気があるのか」と耕造にどうにもならない気持ちをぶつけます。

しかし耕造は加奈子の馬に対する熱意を受け、馬を買うことにしました。

⭐︎耕造は牧場の跡取りである加奈子の事を心配します。耕造は弱い立場で頑張ってる人への同情心が本当に強いですよね、そして人に裏切られる事をとてもおそれています、それが強みでもあり弱みでもある気がします⭐︎

また、加奈子の息子の翔平は馬に囲まれて育ったことから自然と競馬騎手を目指すようになります。

⭐︎翔平は最初は英治に対し、警戒心バリバリでしたがお母さんの側にいつも一緒にいて助けてくれる人と認識し、いつしか英治を受けいれるようになります、加奈子と栗須は当然かけがえのない存在として引かれあいますが、2人ともお互い以外に大切なものを背負っていますので、2人が結婚するのはだいぶ後になります⭐︎

 

加奈子の日高のノザキファームから買った馬は、ロイヤルホープと名付けられます。

ロイヤルホープに乗る騎手は佐木隆二郎(高杉真宙)に決まります。

f:id:kumanego:20251102163057j:image

隆二郎は、金髪で見た目は軽薄だが馬に乗る事につあては真面目さとプライドを持っていました。

⭐︎なんとこの隆二郎は、後に耕造の娘の百合子と恋愛関係になります⭐︎

ロイヤルホープはデビュー戦でライバル椎名が北陵ファームで手に入れた馬を制します。

さらにダービーでは椎名の馬と激戦を繰り広げます。

ロイヤルホープを勝たせるために日々を捧げる耕造と栄治。

長い月日の中でついに血気盛んだった耕造の身体も翳りが見えます。

高齢になった耕造は病気になり入院します。

日に日に弱って行く耕造を見て栄治はなんとも言い難い気持ち悪い抱えながら競馬事業を続けていきます。それは幸太郎や京子も同じでした。

そしてついにロイヤルホープの引退試合とされる大雨の有馬記念。

その日は雨でした。

耕造は競馬場に来る事はできず病室のテレビで観戦することに。

ロイヤルホープの最後のレースは椎名の馬との激しい攻防戦の末、2着でした。

耕造の競馬事業の集大成となる最後のレースに、栗須や加奈子、関わった全ての人が涙していました。

f:id:kumanego:20251101014957j:image

f:id:kumanego:20251101015000j:image

f:id:kumanego:20251102163249j:image

 

レースの後、ついに耕造は、隠し事である耕一(目黒蓮)と対面。

そこには優太郎も一緒にいました。

優太郎は山王の後継として、落ち着いて母親違いの弟である耕一を迎えます。

素直になれない耕造に対し、栗須と優太郎はヤキモキしながらもなんとか耕一と耕造は穏便に再会を果たす事ができました。

耕造が部屋を出た後、優太郎は、耕一に「父の競馬事業を継がないか」と話をもちかけます。

実は耕一は、大学時代に競馬をするサークルに入るほど馬が好きでした。

優太郎は、もちろん競馬事業の他にも正当な財産は弁護士を通してわたす、と約束します。

耕一は、自分には競馬事業だけで十分だ、といい競馬事業を自分が引き継ぐ提案を受け入れます。

耕一は父親である耕造に「僕や馬や事業のことを全て教えて引き継ぐまでは元気でいてほしい」と話します。

⭐︎ここからは第二部、新しい競馬事業のオーナーとなった耕一の物語が始まります⭐︎

3年後、、

耕造の通話と告別式が盛大に執り行われました。

耕造は、耕一に競馬事業を受け継ぐと決めた日から実に3年間も生きることができました。

その3年間で今までの親子の溝を埋める様に、耕造は耕一に馬について様々なことを教えました。

 

 

 

 

 

Google Adsense