ついにクライマックスを迎える、
ドラマ「夫よ死んでくれないか」
12話の最終話のネタバレと、記事の最後に原作小説の結末と最終回考察を書いていきます!
千田(久保田悠来)から過去の殺人の証拠をもとに脅される麻矢(安達祐実)。
しかしあのキャンプの日、麻矢を襲った男の命を奪ったのは麻矢ではなかった。
麻矢が男の頭を殴り、麻矢達3人が男を遺棄した後、実はまだ男は生きていたのだ。
後から来た千田が日頃の恨みをはらすべく、まだ生きていて「救急車を呼べ」と頼んできた男の頭に石をぶつけとどめを刺していたのだった。
千田は日頃から男に見下され利用されていて、その鬱憤もたまっていた為、男の命を奪ったのは千田だった。
麻矢は、千田に言うことを聞かないと動画を警察に渡すと脅される。
ラブホテルに呼び出され意を決して行くが、時間になっても千田が訪れずなかった。
千田には妻がいるが、散々悪行を繰り返しており、妻に恨まれていた。
妻はついに千田を刺し千田は生き絶えたのだった。
一方、友里香は今回の夫の暴力を告訴しない代わりに自分の有利なかたちで離婚できることになった。
新しい家を探しながら涙を流す友里香。
璃子も、弘穀にきちんと話し、離婚を認めてもらった。
弘穀は離婚届を破りたくなるのをなんとかこらえ、泣きながら離婚届けにサイン。
璃子はシングルマザーになる決心を固める。
そして夫婦関係修復を望む夫・光博(竹財輝之助)の優しい言動により、麻矢の気持ちも少しずつ戻っていった。
しかしここで本当の“裏切り者”の姿が明らかになります。
夫の不倫相手は、麻矢(安達祐実)が可愛がっていた会社の後輩・香奈(松浦りょう)だった。
香奈は何もかも持っているのに無神経な麻矢に嫉妬の気持ちを持っていたため、麻矢の夫も転職先も奪ったのだった。
香奈と光博はは麻矢の家で開催されたホームパーティで同じゲームが好きという話で盛り上がり、徐々に不倫関係に。
思わぬ事実に呆然とする麻矢だったが、全てを受け入れた上で光博(竹財輝之助)ともう一度向き合うことを決意し、仲直りのキャンプへ向かう。
一方、離婚を決めた璃子(相武紗季)と弘毅(高橋光臣)は最後の別れを迎えるが、そこで弘毅が事故に遭ってしまう。
璃子の気持ちは変わるのか?
また、ガーベも友里香に土下座して謝罪します。
3人は本当に離婚するのか?
愛と憎しみの愛憎劇がついに最終回を迎えます。
⭐︎原作では物語の始まり時点で既に璃子と弘穀は離婚していて、弘穀は登場しません。
ドラマでは璃子と弘穀のハッピーエンドを少し期待してしまいます。
想像を裏切る衝撃のラスト、結婚の本質を描くマリッジサスペンス完結します。
結局、題名とは裏腹に夫は誰も命を落としませんでした。
この小説は、結果がどうなったということよりもこうなってしまった過程についての物語なような気がします。
タイトルである「夫よ、死んでくれないか」は仲の良い友人同志の愚痴、というよくあるシチュエーションの会話の中で語られる内容です。
「言葉の綾」といえばそうでしょうが、相手が「本心」と受け止めれば残酷過ぎる話で、絶望し、すれ違っていくでしょう
本心を伝えていても、相手の受け止め方によっても変わります。
小説の最終回とドラマの最終回は違ったものになると思われますので、ドラマの最終回もかなり楽しみです、、!
最終回12話が楽しみです!