続・続・最後から2番目の恋がついに最終回を迎えました。
10年以上にわたって愛されてきた大人気シリーズ。
筆者も前作見てきて大好きな作品です。
和平は市長になるのか?
成瀬と律子の千明と和平へのそれぞれの恋心は?
ネタバレと感想を書いていきます。
いよいよ、その日がきた。
長倉和平(中井貴一)は、鎌倉市長・伊佐山良子(柴田理恵)のもとへ。
市長選への立候補か、辞退かを告げる約束の日。
市長の誕生日でもあって祝いの花束を抱えた和平は、満を持して胸中を打ち明ける。
その頃、鎌倉の高い山。
長倉真平(坂口憲二)、長倉万理子(内田有紀)は、双子ならではの幼少期の思い出話に花を咲かせていた。
病気が完治した真平。
彼は子どもの頃、自分の病気ゆえに行くことができなかった念願の「冒険旅行」に万理子を誘ったのだ。
「今日死ぬかも」という想いの中で生きてきた真平は、病気が治った戸惑いを万理子に語る。
真平は、ずっと死ぬかもしれないと思ってきたためあ、病気が治った自分をなかなか受けいられず怖といと話す。
「急に何かが変わるのは怖い」と共感する万理子。まさに「変化」の途上にいるふたりだった。
そんな真平に麻理子は大切に生きていこうと話す。
その一方、吉野千明(小泉今日子)のもとには、万理子から届いた新たな「月9」の企画書と、想いを綴った手紙があった。
それを読む千秋。
そこには千秋への感謝の思いが綴ってあった。
麻理子の企画書は自分をモデルにした、1人の女性に叶わぬ恋をした女性の話だった。
千秋は真理子に返事を書いた。
その手紙には麻理子と一緒に昨日を作りたいと書いてあった。
真理子はその手紙を読んで涙する。
長倉家の面々がカフェ・ナガクラに揃い、千明も到着。
そこで開催されたのは和平によるたこ焼きパーティー。
…だが本題はこれまで皆に秘密にしてきた市長選挙立候補のこと。
その経緯と心境を告白する和平に、家族&千明の視線が集まっていた。
和平は、鎌倉市長の話は断ったと皆に告げた。
そんなことを知らない成瀬千次(三浦友和)と早田律子(石田ひかり)は蕎麦屋で遭遇。
当然話題は彼らに「変化」をもたらした「ふたり」のことになり…。
その「ふたり」=千明と和平はそれぞれが新たなターニングポイントを迎えていた。
千明は、万理子とともに「月9」企画の構成(プロット)を、「チーム吉野千明」の力を束ねて、万感の想いで完成させたのだ。
一方の和平は、海辺で娘の長倉えりな(白本彩奈)とその恋人・木村優斗(西垣匠)にバッタリ。
3人で食事に行く流れに。そこで和平は、想定していなかった彼女と優斗の「これから」を聞く…。
神社にふたりでいたのは長倉和平(中井貴一)と水谷広行(浅野和之)。彼らの脳裏には、同じ言葉が浮かんでいた。
「いったい、なぜこうなった?」
それより一日前…。
吉野千明(小泉今日子)はいつもの女子会へ。
だが、水野祥子(渡辺真起子)のスマホに届いたメッセージの「誤爆」でムードは一変する。
祥子に、部下から彼女を罵る言葉が「間違えて」届いたのだ…涙する祥子を慰める千明と荒木恵子(森口博子)は、もはや自分ごとのように悲しむばかり。
他方、和平は娘の長倉えりな(白本彩奈)とその恋人・木村優斗(西垣匠)との食事からの帰路。
鎌倉を離れて旅に出るというふたりの考えを聞き、一抹の寂しさを感じる和平は、この話を千明と分かち合いたい思いに駆られる。
それは千明も同様。
けれど、祥子に起きた事件で悲しみに暮れる千明が駅に着くと、偶然通りかかったのは成瀬千次(三浦友和)。
「あなたが今会いたいのは私じゃない」。
そう語る成瀬はすぐに和平へ電話を。やがて、和平が合流。
成瀬の優しさを噛み締めたふたりはバーで互いの「孤独」を打ち明けるのだった。
同じ頃、水谷典子(飯島直子)は雑誌編集部の誘いで、エッセイの執筆に精を出し、病が完治した長倉真平(坂口憲二)は、自由を楽しんで前向きに生きる心境に。
また、長倉万理子(内田有紀)も、「チーム千明」の面々と「月9」ドラマの企画をついに提出、緊張の日々から解き放たれていた。
明くる日。
和平は、早田律子(石田ひかり)と仕事の合間にランチ休憩へ。しかし、和平が自宅から持参した弁当に、「あるモノ」が紛れ込んでいて、とんでもない騒動が巻き起こる…!
最終回10話も楽しみです!