ついにクライマックスを迎える、
ドラマ「夫よ死んでくれないか」
9話と10話の最終話のネタバレを書いていきます!
光博(竹財輝之助)の不倫相手は友里香(磯山さやか)だと疑う麻矢(安達祐実)は、警察に調査を依頼する。
麻矢は昔から友里香は自分に対して棘があったことを思い出し、光博を紹介した時もあまりいい反応をしなかったことを思い出していた。
真矢は警察に光博がおでん屋に来ていたことを話、一緒にいたのが友里香であったかも警察に調べて欲しいとお願いする。
一方、不倫相手の亮介(清水尚弥)から「俺は璃子さんと2人で生きていきたいから子供はおろして」と言われたことにショックを受ける璃子(相武紗季)。
再び会いたいと亮介に言われるが、子供のような振る舞いをする亮介に璃子は失望する。
そして束縛夫・弘毅(高橋光臣)にもある変化が訪れる。
弘穀は献身的に璃子の体調を心配して尽くす日々だった。
弘穀は一生懸命に璃子を笑わせようとするが、笑わない璃子を見て、自分のせいだと泣き出す。
自分が子供が作れない身体だと知った時から弘穀は、璃子の願いを叶えてあげられない自分に絶望していたのだった。
一方真矢は辞表を出した会社にもう一度雇って欲しいとお願いし、了承を得る。
しかし前に真矢の部下だった後輩の下について働くことになった。
周りの冷たい視線に耐えながら働く麻矢。
そんな中、友里香はガーベに耐えられず、一刻も早くガーベをこの世から消す作戦を実行したくてたまらなくなり、ついに1人で作戦決行の日を迎える。
しかし真矢の依頼で友里香を見張っていた警察は友里香の不審な動きに気づき、ガーベを消す計画が警察にばれてしまう。
そんな中、失踪していた夫・光博(竹財輝之助)が突然帰ってきた。
「やり直したい」と謝罪する姿に戸惑う麻矢(安達祐実)。
麻矢は確信的なことには触れることが出来ないまま光博を責めることもなく日々をやり過ごす。
そんな中、友里香(磯山さやか)が夫・哲也(塚本高史)の殺害計画を1人で実行したと知り、駆けつける麻矢と璃子(相武紗季)。
その現場は人だかりができる騒ぎになっていた。
不倫相手との子供を身籠る璃子はある決心を、夫ともう一度向き合うと決めた麻矢は、千田(久保田悠来)に「もう会えない」と伝えるが-。
そしてついに原作小説の結末ネタバレです!
まず小説は始まりからして違います。
小説序盤で既に璃子は夫と離婚しています。
ドラマでは大活躍の弘穀ですが、小説ではほぼ登場しません笑
夫の束縛に悩んでいた璃子が、麻矢との 友里香協力を得て弘穀と離婚できた、という前提があり、自分だけ幸せになるのはおかしいと考え、同じくそれぞれの夫に悩んでいる真矢とに 友里香も協力したいと思う、、というストーリーです。
友里香の夫は原作ではガーベ(ゴミ)ときいかあだ名がつけられています(汗
ガーベは 友里香にDVをしている最中に運悪く体制を崩し、テーブルに頭を打ち付けます。
パニックになった 友里香は、麻矢と璃子に連絡し、
3人で気を失っているガーベのことをどこかへ遺棄しようと計画します。
しかし手足をテープで縛ろうとした瞬間に、ガーベの意識が回復してしまいます。
このときガーベは記憶障害を起こしており、今までの記憶も妻子の存在も忘れ、まるで別人のように穏やかな人間になっていたのです。
これで友里香の悩みは一件落着。
あとはガーベが一生記憶を思い出さなければいいだけです。
しかし今度は麻矢に問題が発生します。
こちらは夫の光博に不倫の疑いがあり、それを問い詰めたところ、彼が家出してしまうという事態に。
しかし、光博が会社を無断欠勤していたことや、公園のゴミ箱に財布が捨てられていたことを知ると・・一時的に出て行ったのではなく失踪した?
自ら命を絶ったか事件に巻き込まれたのではないかと心配する真矢。
しかし光博は会社にしばらく欠勤したいとメールしていました。
さらに麻矢の携帯には光博のメールアドレスから彼と璃子がぴったり寄り添ったツーショット写真が送られてきます。
この写真はドラマの通り、たまたま光博に会った璃子が、不自然な様子の光博にはぼ強引にツーショットを頼まれただけとわかります。
また、小説ではドラマではまだ登場しない真矢のひきこもりの兄がいます。
兄は、光博と連絡をとっていたようで、何かを知っている様子、しかし問い詰めても核心的なことはうやむやにされる真矢。
不倫され憎んでいた光博が失踪していてくれれば、離婚ができると思っていた麻矢。
しかし、思わぬ展開になったとたん、急に光博の行方が気になり出します。
最終的に光博は生きていました。
光博は何をしていたかというと真矢の会社のかなり若い後輩(ドラマにはまだ登場せず)と不倫していました。
光博の不倫相手は友里香ではありませんでした。
友里香はというと、ガーベは記憶が戻り、さらに強力なDV夫に豹変。
友里香は再びガーベを消す作戦を実行しますが、上手くいかず揉み合いの末、友里香が大怪我をします。
意識不明で救急車で運ばれる友里香。
真矢と璃子は意識が戻るように願います。
友里香は無事に意識を取り戻します。
結局、題名とは裏腹に夫は誰も命を落としませんでした。
真矢も会社の後輩は別れたら光博と再会しますが、その後2人がどうなったかは描かれていません。
この小説は、結果がどうなったということよりもこうなってしまった過程についての物語なような気がします
タイトルである「夫よ、死んでくれないか」は仲の良い友人同志の愚痴、というよくあるシチュエーションの会話の中で語られる内容です
「言葉の綾」といえばそうでしょうが、相手が「本心」と受け止めれば残酷過ぎる話で、絶望し、すれ違っていくでしょう
本心を伝えていても、相手の受け止め方によっても変わります。
小説の最終回とドラマの最終回は違ったものになると思われますので、ドラマの最終回もかなり楽しみです、、!
最終回が楽しみです!