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祝・映画化!漫画「ミュージアム」巴亮介・原作の感想とネタバレ

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漫画、ミュージアムが小栗旬さん主演で映画化されるとのこと。

http://wwws.warnerbros.co.jp/museum/sp/

原作は全3巻完結の漫画です。


主人公は刑事の沢村(小栗旬)。
愛情はあるものの、家庭をかえりみずに仕事に没頭していた為、妻子に家を出て行かれてしまいます。

そんな中、起こった猟奇的な殺人事件。
まず冒頭で、刑事が犬に喰われた女性の死体を発見します。
この女性の殺人を最初に、連続殺人が起きるわけですが、殺人が行われている場面の描写は抑えめにしてあるものの、死体の絵はなかなかエグいです。

 

また2回目の殺人の場面で読者には犯人の姿が晒されます。

犯人の風貌はカエルの面をかぶり頭からすっぽりとレインコートをかぶった、不気味なカエル男なのです。

 

刑事達が調べていくうちに、連続殺人の被害者たちにある共通点ざあることがわかります。

 

 

 

【以下ネタバレあり】

 

 

その被害者達は、全員、数年前に起こったある殺人事件の裁判の裁判員だったのです。
そしてさらに発覚する衝撃的な事実。
刑事の沢村の妻もその殺人事件の裁判員だったのです。

沢村は妻子を守る為に必死で探しますが、時すでに遅し。
妻子、身を寄せていた妻の友人の家からカエル男に車で連れ去られた後でした。

 

カエル男の主治医によると、カエル男は、非常に紫外線に弱く、紫外線を遮断するために日中でもお面をつけてレインコートを着ているということでした。

色々な手がかりを経て、ついにカエル男宅に乗り込む沢村。

 

 

しかし沢村はカエル男によって密室に閉じ込められてしまいます。

ゲーム感覚で脱出ヒントを与える犯人。そのヒントを元になんとか密室から脱出しまが、部屋から出た沢村は無残な妻子の頭だけの死体を目にします。
しかしこれは犯人がしかけた造り物、つまりダミーでした。

この時点では妻子の死体がまだダミーとは気がつかない沢村は絶望します。
 

なんとしてもカエル男を捕まえたい沢村はついに廊下でカエル男の後ろ姿を見つけます。

 

銃を構える沢村。

しかし、沢村はカエル男の後ろ姿が見覚えのある背中だと気がつきます。

 

その後ろ姿はカエル男の変装をさせられた沢村の妻でした。

 

妻子が生きているのを知り安堵した沢村

本物のカエル男を追いかけます。

 

追い詰められたカエル男は、自ら家の外に飛び出します。

 

外に出たカエル男は叫び声を上げ、倒れます。

 

外はいつの間にか夜が明け、強い日差しがカエル男の皮膚を刺したのでした。

 

カエル男は病院に運ばれ意識不明。

 

沢村と沢村の妻子の命は無事でした。

 

 

 

これで漫画は終わります。

 

この漫画のタイトル「ミュージアム」とは、カエル男が、自らの殺人を作品にたとえ、その作品を並べた「ミュージアム」を作るという恐ろしい理由からつけられたものです。

 

裁判員達を殺害した理由は、自分が作り上げた芸術的な作品(殺人)を他の男(自殺した冤罪の男)がやったと判断された事への復讐からきているということでした。

 

無茶苦茶な理由ですね。

 

 

原作が全3巻と短めなので、映画も割と原作に忠実に作られていると予想します。

映画の公開も楽しみですね。

 

 

 

 

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