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映画「アイガー北壁」感想とネタバレ

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世界の果てまでイッテQでイモトさんが挑戦したアイガー北壁。  

 

イッテQは毎週楽しみに見ていますがイモトさんの登山の放送回は特に楽しみに見ています。

 

ヨーロッパ最後の難所と言われた、アルプス・アイガー北壁に挑む登山家たちの姿を描いた映画があるのです。

 

最近私はドキュメンタリー、もしくはドキュメンタリータッチな映画を好んでよく見ます。

 

この映画は史実に基づく物語なのですが、クライマックスやドラマの様な展開はなく、ドキュメンタリーのように淡々とした映画です。

派手な演出が一切ないので余計に恐怖を増長させている気がします。

 

北壁というくらいなので、登山というよりもう壁を登っている感じです。

 

時代が1936年の話なので、今では考えられないくらいの軽装備。

ハラハラして見ているこちらも辛いです。

命がけで登っている登山家を遠目から双眼鏡で眺めて鑑賞するお偉いさん達がいたり、悪趣味すぎる、、、

 

主人公には恋人がいるのですが、その恋人も、命がけで登山する 主人公を辛辣な表情で見守るのです。

それも切なくてたまりませんでした。

 

以下ネタバレあります。

 

 

 

結論としてはバッドエンドです。

 

ケガをしたり、あまりの寒さに体力を消耗したり、様々な理由で次々に死亡。

 

最後に残る主人公こそは助かる!

という期待も虚しく体力を消耗し、壁にぶら下がったまま死亡します。 

 

恋人も主人公を助けようと自ら地下道の様な場所を通って北壁に入るのですが、主人公の姿が見える場所までは近づけたものの助けることは出来ませんでした。

 

位置が位置なだけに誰かが遺体回収に行けるわけでもなく、その後を想像するとさらに悲惨です。  

 

 

 

見ているとその寒さと辛さが画面からジワジワ伝わる、ある意味では夏におすすめな映画かもしれません。

 

現代ではアイガー北壁到着に成功する人がいますが、その成功もこの映画の主人公達のように、命がけで挑戦した人あってこその成功なんだな、と感じました。

 

現代とはいえどイモトさんは凄いですね。

珍獣ハンターだったり登山だったり女性で小柄でありながら、バイタリティーがあって尊敬です。

 イモトさんがきっかけでこの映画を知ることができました。

 

またドキュメンタリー映画を見たいと思います。

 

 

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